「それ、生き霊だね」と言われた日。虫を派遣するおばさん

今日は私が体験した「生き霊」の話です。

もう20年以上前。
フリーターだった私は、とある会社でアルバイトをしていました。
そこには派遣社員の女性も何人かいて、いつもお昼を一緒に食べたり仲良くしていました。

ある日、私の肩がどうにも痛くなり、派遣社員の一人の方が揉んでくれました。
でも痛みは増す一方で、肩だけでなく背中も痛くなってきたんです。

これは只事ではない…
と感じたものの、どうしようもありませんでした。

その次の日、ちょうど知り合いに紹介された霊能者Mさんに会うことが前から決まっていて
「ただの肩こりかもしれないけど、Mさんに聞いてみよう」
と思いました。

Mさんに会い、早速相談すると
「肩重いでしょう。黒いタールみたいなのがベッタリ付いて見えるよ」
と言われました。

そして
「それは生き霊だね。誰か念を送りそうな人に心当たりある?」
と言われ、びっくりしましたが、パッと頭に派遣社員の一人の、おばさんの顔が浮かびました。

そのおばさんの名前をMさんに伝えると
「ああ、その人だね。なんかカナちゃんのことを恨んでて、黒魔術みたいなことをやってる姿が見える。
黒いヒルみたいな虫をカナちゃんに飛ばしてるね。」
と…

ひえ〜
生き霊って何???
と、生き霊の知識なんてなかった私はびっくりでしたが、そんな話をしているうちに肩と背中の痛みはすっかりなくなりました。

Mさんも
「もう痛くないでしょ?話してる間にほとんど取れたよ」
と言っていました。

実は生き霊を飛ばすおばさんがいる会社でのアルバイトは、残り1週間で辞めることが決まっていました。
なので離れてしまえば、もう生き霊も来なくなるだろうとのことでしたが、Mさんには自分でできるガードの方法も教えてもらいました。

その後、おばさんとは数回顔を合わせましたが、普通に接していました。
アルバイト最後の日には、明るく「頑張ってね!」なんて言われ、怖かったです…

20年前はスピリチュアルな知識が全くなかったのでよくわからなったけど、今考えるとおばさんは虫みたいな遣いを使う呪いができる人だったんだと思います。

勉強したのか、遺伝なのかはわかりませんが、そういうスキルがあったようです。

そしておばさんが私を憎んでいたのは、私に原因があります。
実は私はおばさんのことがあまり好きじゃなく、ちょっと刺々しい態度を取ってしまっていたんです。
若気の至りで、反省点がたくさんあります。

だけど、そもそもおばさんの不気味な一面を感じていたらからこそ、嫌いだと感じたのかもしれません。

もうあのおばさんに二度と会うことはないと思うけど、世の中には恐ろしいスキルを持つ人がいるんだな…と思った出来事でした。