「厚かましくなった」のではなく、「強くなった」のだ。

夫に
「若い頃と比べて偉そうになった」
「厚かましくなった」
などと時々言われる。

そういうことを言われると
私はムッとする。
でも確かに
若い頃に比べたら
羞恥心は減っていると思う。

そんな話を友達にしたら
「歳をとると誰でも厚かましくなる。さらにもっと歳をとると可愛らしくなる」
と、言われた。

若い頃は恥じらいがあったことも
中年になれば気にならなくなる。
恥じらいが減って
厚かましく見えるかもしれない。

私の言い分としては
たくさん頑張って生きてきた分
強くなったのだ。

子供を産んで育て
仕事にも家族の世話にも
時間・体力を費やして
頑張ってきた(現在も進行中)。
それ以外にも悲喜交々経験すれば
若い娘みたいに恥じらってなんかいられない。

だから
「厚かましくなったね」ではなく
「強くなったね」と言って欲しい…

そして母を見ていると感じるけど
いっときは強くなった女性も
ある程度歳をとると
弱くなっていく。

体力がなくなり
記憶力が低下し
不安なことが増えるのだろう。

母は今となっては
私よりもか弱く見える存在になった。

この変化は女性だけでなく
男性にも起こっていると思う。

加齢とともに
性格や質が変化するのは当然だ。

「昔の方が可愛かった」
なんて思うのは夫の勝手だけど
言われるとイラッとするよね。

もっと気遣えよ…って思うけど
この反発こそ
可愛げがなくなった証拠なのかも?

そうやって言い返せるのも
「厚かましさ」ではなく
「自分を大切にできるようになった証拠」
と言いたい。