何者かになるための読書より、心を豊かに育む読書を

昔と比べて
子供の本を読む習慣が減っていると
よく聞くけど
やっぱり親としては
子供には読書をしてもらいたい。

でも親が「読みなさい」と言ったり
本を買い与えたりしても
本人が読む気にならなければ
意味がない。

私は読書が好きだけど
親から「読め」と言われたことは
一度もない。

母は読書が大好きで
家にはたくさんの本があった。
一部屋が書庫になるくらい
大量の本があった。

だけど母が読む本は
子供の私には難しかったので
本を共有するようになったのは
成人してから。

子供の頃は
図書館で借りたり
自分のお小遣いで自主的に買っていた。

『親が本を読む習慣があると
自然と子供も読むようになる』
と聞いたことがある。

そして
「漫画はダメ!」
などと
特定の本を禁止すると
漫画以外の本も全て読まなくなるらしい。

「成功者は読書している」
「読書量が人生を変える」
といった内容の自己啓発系の本は多い。

でも果たして
成功者は成功するために本を読んでいたのかな?

本を読むのが楽しくて
好きだからいっぱい読んでいたのでは…
と思ってしまう。

そして
母は本をたくさん読んでたけど凡人だ。
ただ好きだから読み続けてた。

でもそれが一番幸せなことだと思う。

子供の頃は本を読まなくても
何かのきっかけで読み出す人も多いと思う。
例えば友達が面白い本を教えてくれたとか。

息子が中学生になって
人生で初めて買った小説は
ユーチューバーが紹介していた本だった。
まぁまぁ分厚い大人向けの小説だったけど
ちゃんと読破していた。

どんなきっかけでも
自分から「読みたい」と思えたら
読める。

何者かになるための読書より
『好き』『したい』を
大切にする読書が
きっと心も人生も豊かにしてくれる。