「悪魔の通り道」がある家

私が小学生の頃に住んでいた家は
「悪魔の通り道がある」
と言われていました。

母の知り合いでとても霊感が強く、お寺で修行をし、お祓いもできる女性Kさんがいました。

Kさんは定期的に家に来ていたんだけど、1階から2階に上がる階段を見て
「悪魔の通り道になってるから、明るいものを飾った方がいい。できれば黄色いもの」
と言ったのです。

階段には飾り棚などないので、飾れるとしたら壁にかけられる絵や写真に限られます。

ちょうどその頃、私が小学校で書いたA3サイズの大きなひまわりの絵がありました。
画用紙いっぱいにひまわりが描いてあり、紙全体がほぼ黄色です。
その絵を見たKさんは
「この絵、ピッタリ!子供が無邪気に描いているから、特に良いね!」
と言い、階段の途中の壁に貼りました。

その家は母が子供の頃から住んでいた家でしたが、実は母は小さい頃から怪奇現象に遭いまくりだったのです。
(母はほんの少し霊感がある)
私は怪奇現象に遭ったことはないけど、一人で寝るのが怖い家でした。

階段に絵を貼って、その後どういう効果があったのか、私にはわかりませんでした。
ですが後に、私たち一家が引っ越し、その家に従兄弟(男性)が一人暮らしをしているんだけど
「階段の絵を取る気にならなかった」
と言っていました。
成人男性が一人で住んでいたら、子供が描いた絵なんて取りたくなりそうなものですよね。

その家で起きた不思議な話は、母からたくさん聞いていますが、ちょっと怖すぎてここには書けません(涙)

ただ引っ越した後は、その家に入れません。怖いので…
一人で暮らしてる従兄弟は、怪奇現象などは全く信じていないらしいけど、
「よく一人で暮らせるよね」
と、母と私はよく話しています。

ちなみに従兄弟は時々来る彼女には、その家の怖いエピソードを一切話していないそうです。
彼女が怖がるだろうから。

「悪魔の道」とは、いわゆる「霊道」なのかな、と思います。
「霊道」には良いものも悪いものもあると聞いたので、悪いタイプだったのかも。

今度Kさんに会うことがあったら、詳しく聞いてみたいと思います。