「汝自身を知れ」と言われても

「汝自身を知れ」と言われても

古代ギリシャのアポロン神殿には
「汝自身を知れ」という言葉が
刻まれていたらしい。

私は24歳を過ぎるまで
自分のことなんて深く考えたことがなかった。

その場しのぎ
その時の周囲の雰囲気
みんなが言うこと、などに流され
それでもなんとか問題なく生きてきたから
考える必要もなかった。

24歳で結婚をして
初めて「うまくいかない」と感じた。

その後、29歳で出産をして
もっと自分を知りたいし
人生を自分でどうにかしたい、と
強く考えるようになった。

本当はそんなことを
10代から考えて
子供を産む前に自立していないと
遅すぎると思う。

でも気づかず能天気に
生きてきてしまったのだから
仕方がない。

「自分を知る」
「人生を自分でどうにかする」って
すごく難しい。

どうやったら自分を知れる?
そもそも自分を知るってなに??

そんなレベルからのスタートで
いろんな人に助けられたり
つまづいて失敗したりしながら
もう20年近く経ってる。

流石に24歳の頃よりは成長したし
「あの頃の私ってバカだったなー」
とわかるくらいにはなった。

自分のことを知ることもできた。

でも、まだまだわからないことばかり。

たった今は
本当に自分がやりたいことってなんだっけ?
という状態になっている。

一時期分かったつもりでいたけど
分かっていなかった。

まさに五里霧中。

そんな私でも
世の中の多くの人は
全く自分のことをわかっていないんだな
と感じる。

自分のことを知らなくても
なんとなく、こなしていれば
生きていけてしまう。

でも何かの出来事がきっかけで
こなせてたことが
全くうまくいかなくなることもある。

そうすると
病気になったり
仕事や家族を失ったり
精神的な迷子になったりする。

進んでは止まり。
また進んでは止まる。
時には後ろに戻る。

どんなことも
一直線で右肩上がりにはいかないよね。

そんなことを考えながら
今日ものんびり進んでいきたい。