
今日は友人二人から聞いた、蝶々にまつわる不思議なお話をご紹介します。
まずはCさんのお話から。
Cさんのお母さんが亡くなり、火葬場で親族が食事をしながら火葬を待っている時のこと。
蝶が部屋の中に入ってきて、ずっと飛んでいたそうです。
蝶は外にはたくさんいても、部屋の中まで入ってくるのは珍しいですよね。
その場にいる人たちで
「お母さんが蝶になって挨拶に来たのかなー」
なんて話したそうです。
次は、Yさんに聞いたお話です。
Yさんのお婆さんが亡くなった頃に、Yさんの息子さんの運動会がありました。
本当はその運動会に、お婆さんにも来て欲しかったそうです。
そんな話をしながら運動会を見ていたら…
息子さんのそばに黒いアゲハ蝶が飛んできて、ずっと周りを飛び続けていたのだとか。
まるでお婆さんが「見に来たよー!」と伝えているようですね。
蝶は日本だけでなく、世界中で「魂の化身」と言われています。
ギリシャ語で蝶は「プシュケ(psyche)」といいます。
これは古代ギリシャ神話の「呼吸」「魂」「不死」を意味する言葉に由来しています。
古代から蝶と魂は紐づけて考えられていたんですね。
またネイティブアメリカンの多くの部族では、「蝶は祈りを運ぶ存在」「魂の使者」「変化の象徴」とされています。
蝶に願い事をささやくと、大空へ運んでくれるという言い伝えもあるのだとか。
蝶は幼虫→さなぎ→羽化→蝶と、姿を変えながら成長していきます。
この姿が、人間の死や生まれ変わり、魂の旅と重ねられたと言われているのです。
同じように一生を通じて変化する虫も他にはいますが、ひらひらと優雅に飛び回る蝶は、魂のメッセンジャーとして最適なのかもしれませんね。