宗教家、思想家、哲学者であるオショー・ラジニーシ。
「OSHO 禅 タロット」というタロットカードで、オショーのことを知った人も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
オショーは本を書かなかったそうですが、たくさんの講話をしてきました。
そしてその講話を本に変えて、日本でも数十冊が販売されています。
オショーの言葉は大抵はわかりやすく、わかりにくい部分があっても心に響く、不思議なトーンがあります。
もちろん話す内容も、深く素晴らしく、人間としての生き方を説くとともに、人間のダメな部分も認めてくれる懐の大きさを感じます。
そんなオショーのファンはもちろん、まだオショーをよく知らない人にも読んでほしい本がこちら。
オショーの本ではなく、オショーに会いに行った人の本です。
『ゾルバとブッダ』まず、ゾルバになる。ブッダはゾルバの中に眠っている。 /中村有佐

著者である中村有佐さんが、オショーが存命の時代にオショーに会いに道場(アシュラム)に行く旅が日記スタイルで書かれています。
道場だけでなく、インド、ネパールを旅しながら何人かの人生の先輩たちと出会い、会話を通してたくさんの気づきを得て行く様子がメインの内容です。
中村さん自身は「スピリチュアルな人!」というわけではなく、ごくごく普通の大学生であり、その普通っぽさが読みやすい本に仕上がっている理由。
オショーの生きていた頃のエピソードも興味津々ですが、出てくる登場人物はみんな魅力的。
そしてオネエの元僧侶が中村さん宛に書いた手紙が圧巻!
私は感動して、何回もその手紙を読みました。
仏教やオショーについて興味がある方は必読!
ゾルバとは
ゾルバとは、『その男ゾルバ』という1964年のイギリス・ギリシャ・アメリカ合衆国のドラマ映画の主人公の男性の名前です。
ゾルバは自由で楽天家で人生を謳歌している代名詞として、オショーがよく使っていたキーワードになっています。
「ゾルバ・ザ・ブッダ」という言葉は、オショーの本の中によく出てきます。
ゾルバが基礎で仏陀が宮殿だ。仏陀が頂点だが、基礎の石はゾルバによって敷かれる。礎石を敷かずに仏陀であることを選ぶのはばかげている。 by オショー
ゾルバは物質世界での豊かさ、ブッダは精神世界での豊かさを表し、それらが統合されると「ゾルバ・ザ・ブッダ」という新しく究極の人間になれると説いています。
今回紹介する本の中でも「ゾルバ・ザ・ブッダ」についての話が出てきますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!